面会制限

点滴

『面会できないから状況が分からない』

退院されてきた方の訪問看護を開始する際、最近ご家族からよく聞かれる言葉があります。『面会できないから、どれくらい動けるとか、どんな食べ方をしていたのか全く分からない』

現状、病院は医療崩壊しないために面会制限をせざるを得ません。急変時や危篤時でも例外なく人数や時間の制限があります。入院している家族に会えないなんて数年前までは考えられませんでした。

どこで誰と過ごしたいかを考える

今までなら、「病気=入院」「最期は病院で」と思っていたかもしれませんが、こんな時だからこそ『どこで誰と過ごしたいか』を考えてみませんか。

自宅で在宅サービスを受けながら過ごされている方は多くいます。高齢者・難病の方・医療的ケアの必要な方・最期を家族とともに過ごしたいと願っている方・・・。

点滴や在宅酸素を管理しながら療養されている方もいます。もちろんそのような医療的ケアがない方でも訪問看護が必要な場合も多く、その方に合わせた看護をさせていただいています。「自宅で過ごす」を選択したときにどんなサービスがあってどのような生活になるのかをまず相談してみてはどうでしょうか。

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