【病気】大腿骨骨折、アルツハイマー型認知症

骨折による入院で認知症が進み、寝たきりに…。全てに介護が必要となりました。 家族は初めての介護に戸惑いはありましたが、すぐに慣れました。訪問診療、訪問介護、短期入所、そして訪問看護を利用しながら、穏やかな日々を過ごしました。

半年過ぎた頃から、むせ込みと食事量の低下がみられ、先生から入院を勧められました。

はるみさんのその後…

家族と最期の時を過ごしたはるみさん(85歳)

先生から「いつ急変があってもおかしくない」と説明されましたが、はるみさんのご主人は「最期は家で看取ってやりたい」と。家族も同じ気持ちでした。家族の献身的な介護、そして訪問看護や訪問介護による支援が行われました。

1週間後、家族に見守られながら息を引き取りました。ご主人は「私はやり切りました。思い残すことはない」と涙の中に笑顔がみられました。